李ゼミ活動内容

21世紀は、環境の世紀だと言われています。これまでにわれわれは豊かな生活を求めるために一方的に環境を利用・破壊してきましたが、これからは環境との共存を真剣に考えなければならない時代です。

当ゼミでは、地球温暖化・オゾン層破壊など地球環境問題、ごみリサイクル・車排ガスなど我々のライフスタイルにかかわる環境問題、企業の環境経営やエネルギー利用の持続可能性および安全性と関わる問題などの発生背景やメカニズムを追求し、今後の展開や解決方策について勉強します。

ゼミ活動を通じ、環境と経済の共生の条件について一緒に智恵を絞ってみましょう。



■2019年度主なゼミ活動



●2019年度学びのコミュニティ事業採択

2019年度より3年間、本学の学びのコミュニティ事業に採択されました。

テーマは「日韓共通の課題解決に取り組むための体験型プログラム」です。

<事業概要>

日韓両国は、今後持続可能な低炭素社会へ向かうために、再生可能エネルギーの普及拡大と化石エネルギーの大幅な削減、そして原発依存度を減らす「エネルギー転換」が欠かせない。ただし再生可能エネルギー普及は、両国ともに発電コスト、地域市民との協力問題など様々な課題が存在する。本取組は、日本のエネルギー転換の成果と課題に関する事前の研究に踏まえ、韓国関連機関や再生可能エネルギー施設への現地調査などを通じて、学生たち自らがエネルギー転換という課題解決のための方向性を見出す国際的政策マインドを養わせることを目的とする。

(国内調査編)

2019年11月28日11:00~16:00、長野県飯田市で、市と市民主体の太陽光発電現場見学及び市民アンケート調査を実施しました。詳細は本学の学びのコミュニティウェブサイトを参照ください。

(海外調査編)

2020年3月3日~6日、韓国ソウルの「ソウルエネルギー公社」および太陽光発電事業を現地視察した後、プロジェクト報告書をまとめる予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、ソウルへの渡航がキャンセルになりました。関連ウェブサイトはコチラを参照ください。


●外部専門家による招聘講演開催:2019年11月5日16:30~18:30実施
学びのコミュニティ活動の理論的サポートをいただくために、「再生可能エネルギーと地域再生」関連の数多くの優れた業績を有している山陽学園大学地域マネジメント学部・白井信雄教授の「再生可能エネルギーと地域づくり」というテーマの講演会を開催しました。 講演の主要内容は、再生可能エネルギーの歴史と近年の動き、再生可能エネルギーの活かすべき特性(環境共生社会、地域主導社会、定常社会に向いているなど)、再生可能エネルギーによる地域再生の5つの目標(エネルギー自治、対話とネットワーク、地域主体の自立共生、地域経済の自立、公正と安全および環境共生)、長野県飯田市、岐阜県郡上市等、国内の地域事例から学びました。講演後40分以上にわたって学生たちの熱い質疑応答の時間がありました。

  講演会終了後受講生たちと写真撮影。白井信雄教授(前列中央)、柴田ひかるさん(前列左)


■2019年12月14日開催 第18回経済学部ゼミナール レポートフェスティバル 報告

太陽光発電と地域活性化
~長野県飯田市の取組を滞在として~
宇野悠太・八代駿・久保田研斗・久保沙也香・中村美月
省エネルギー行動と行動経済学
~ナッジ理論を題材として~
洞口泰輝・北川海斗・岡村祥紀・大畑将基・岩堀来夢・山田麻耶
日本の次世代エコカー戦略
~電気自動車 VS 水素自動車~
加藤和明・水谷美紀・宮園愛・村山諒



■2019年度 第17回経済学部「学生優秀論文」公募において優秀賞受賞
2019年度 経済学部「学生優秀論文公募において、本ゼミの下記の執筆者が優秀論文賞を受賞しました。副賞として賞金3万円が与えられました。

優秀論文賞 著者 宇野悠太・八代駿・久保田研斗・久保沙也香・中村美月
受賞論文名 太陽光発電と地域活性化~長野県飯田市の取組を滞在として~





■2018年度主なゼミ活動

2018年度の李ゼミナールでは、岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電事業の地域づくり関連現地調査を行いました。小水力発電の事業活動は、CO2排出量の削減といった「環境的側面」はもちろん、地域にとってエネルギーの地産地消や雇用創出など地域活性化に資する「経済的側面」や、地域社会の人々の関係の構築といった「社会的側面」においても良い影響を与えていると考えました。今回の調査では、石徹白地域の事例を題材として、小水力発電導入の取り組みが農山村地域の活性化のためにどのような働きをするのかを視察しました。今回の調査では特に、小水力発電事業が石徹白を含む多くの地方地域の課題である過疎化や少子高齢化対策として、移住促進・流出防止効果をもたらしているのか、机上での文献調査のみでは判断できなかった部分を、現地で発電所の視察と住民への対面アンケート調査方式を踏まえて考察しました。

   
2018年11月30日、岐阜県石徹白(総人口250人)にて4つの小水力発電所で地域づくり関連現地調査を行った。   清流発電所 最大発電出力:63KW、総事業費:2億4千万円 2015年運用開始。最大発電出力:125KW、総事業費2億3千万円。地域農業組合が事業主体となり 石徹白の最大出力の発電として2016年に運用開始。写真は、発電所前で久保田理事長による説明を聞いている学生たち。


■2018年12月15日開催 第17回経済学部ゼミナール レポートフェスティバル 報告

小水力発電と地域づくり
~郡上市石徹白地区を事例に~
大田樹・菅谷卓海・瀬沢玲二・田中大河
ソーラーシェアリングと農村経済
~千葉県のソーラーシェアリングを題材として~
洞口泰輝・大畑将基・星野茉子・八代駿
カーボンオフセットの普及状況と今後の可能性
~ローソンの取組事例を参考として~
中村哉月・山口大輝・堀口心太郎・吉村誠也


■2018年度 第16回 経済学部「学生優秀論文」公募において優秀賞受賞

2018年度 経済学部「学生優秀論文公募において、本ゼミの下記の執筆者が優秀論文賞を受賞しました。副賞として賞金それぞれ3万円が与えられました。

 
  優秀論文賞を受賞した大田君(左)と杉山君(右)


優秀論文賞 著者 大田樹・菅谷卓海・瀬沢玲二・田中大河
受賞論文名 小水力発電と地域づくり~郡上市石徹白地区を事例に~
著者 杉山賢也
受賞論文名 経済学部生のための企業信用調査



■2017年度主なゼミ活動



●海外ゼミ(韓国)実施
2018年1月29日~2月1日の4日間、韓国を訪問し、東国大学との交流セミナー、サムズン電子、SKテレコムなどを見学してきました。今回の訪問に関するゼミ長の太田さんの感想文はコチラを参照ください。

   
  サムスン電子訪問記念撮影   サムスン電子の職員によるサムスン電子の研究開発について説明
   
  東国大学で交流セミナを終えて記念撮影   東国大学で交流セミナの後に開かれた懇親会

 

●2016年度に続き、2017年度もMS-26戦略プラン「専門ゼミ体験型プログラム」に採用されました。採用された応募書はコチラ、活動報告書はコチラを参照ください。
また、以下はこのプログラムに沿ったゼミ活動の報告の要約です。

○法政大学サステイナビリティ研究所 白井信雄教授招聘講演会開催
場所:10月24日 13:10~14:40 本学H205教室
講演テーマ:再生可能エネルギーと地域再生

○飯田市再生可能エネルギーゼミ現地調査:11月16日~17日
飯田市役所で飯田市の再生可能エネルギー普及への取り組み状況について説明会
最終報告集はコチラを参照ください。

   
出所:引率教員撮影   おひさま0円システムの仕組み (出所:おひさま進歩エネルギー(株)関係者の説明パワーポイントから)   おひさま0円システムを活用した飯田市のある住宅の太陽光発電(出所:参加学生撮影)
     
南信バイオマスのペレット製造工場関係者が、ペレットを利用したストーブの前でペレット製造工程について説明(出所:引率教員撮影)   木質ペレット製造工場内で完成されたペレットに触れる学生たち(出所:引率教員撮影)  

 

 


 


■12月16日 第16回 経済学部ゼミナール レポートフェスティバル報告

3年
再生可能エネルギーとエネルギー自治(※) 杉山賢也・鈴木颯・山田凌也
日本のエコファンドと社会的責任ファンド、そしてESGへの転換(※) 北平知秀・安藤孝之・勝瑛司・ 松尾将多
次世代エコ自動車の普及拡大に向けた課題(※) 北川優吾・後藤雄平・藤井和樹・加藤宗春
スマートシティの実現と課題 河津誠之・山崎雄莉・深尾佳世
2年
日本の炭素税の成果と課題:欧州との比較を交えて 大田樹・小川貴宏・中村哉月
PM2.5の現状と今後の課題 山口大輝・瀬沢玲二・堀口心太郎・吉村誠也
エルニーニョ現象とラニーニャ現象 野辺友紀・加納崇登・菅谷卓海・田中大河

※印は、2017年度 経済学部 第16回ゼミナール レポートフェスティバル本選進出作品

■2017年度 第15回 経済学部「学生優秀論文・エッセイ・書評」公募において優秀賞受賞

2017年度 経済学部「学生優秀論文・エッセイ・書評」公募において、本ゼミの下記の2点がそれぞれ優秀論文賞(A)、優秀論文賞(B)に受賞しました。おめでたいことです。副賞として賞金それぞれ3万円と2万円が与えられました。

 
  論文賞受賞者の記念撮影


優秀論文賞(A) 著者 杉山賢也・鈴木颯・山田凌也(共著)
受賞論文名 再生可能エネルギーとエネルギー自治

※本論文は、ゼミ長である北平知秀君を中心にゼミ生たちの現地調査の協力のもとで作成されている。

優秀論文賞(B) 著者 北川優吾・後藤雄平・藤井和樹・加藤宗春君(共著)
受賞論文名 次世代エコ自動車普及拡大に向けた課題

※ただしこの論文は、作成は共同で行いましたが受賞者は代表として北川優吾となりました。



■2016年度専門ゼミナール報告集

3年
福島原子力発電所の廃炉問題(※) 横田圭祐・飯田廉・鈴木敦己・田坂茉美
エコ住宅と普及制度(※) 原田大輔・大嶋康平・都築麻由
TPPからみるバーチャルウォーター 林克弥・野本薫子・志冶くらら
東京都の排出権取引制度 西川雄基・宮川敦也・沖本裕里・大前佑衣
2年
日本の容器包装廃棄物とデポジット制度(※) 杉山賢也・加藤宗春・深尾佳世
ゴミ焼却処理のあり方 北平知秀・安藤孝之・山崎雄莉
未来の自動車エネルギー 勝瑛司・原侑矢・藤井和樹
雪氷熱エネルギーの地域エネルギーとしての可能性 鈴木颯・河津誠之・松尾将多

東京都と排出権取引制度

後藤雄平・山田凌也・北川優吾

※印は、2016年度経済学部 第15回ゼミナール レポートフェスティバル本選進出作品

2016年12月17日(土)開催された第15回 ゼミナールレポートフェスティバルにて、本ゼミ生の3チームが研究成果報告を行いました。写真はコチラをご覧ください。

■2016年度 MS-26戦略プラン「専門ゼミ体験型プログラム」報告書
本ゼミナールでは、「固定価格買取制度施行後の再生可能エネルギー電力ビジネスの成果と今後の展望」の研究テーマで、2016年度MS-26戦略プラン「専門ゼミ体験型プログラム」に採用され、ゼミ生2年・3年合わせ29名とともに、文献レビュー、専門家招聘講演、1泊2日の現場調査を踏まえ報告書をまとめました。
報告書はコチラをご覧ください。

主なゼミ行事 

ゼミレポート報告会、国内外ゼミ合宿、体育大会、文化の日、ゼミコンパなど楽しいプログラムが盛り沢山です。

 

担当科目

環境経済論、地球環境政策論、環境ビジネス論、国際(韓国・イギリス)フィールドワーク

 

研究テーマ

東アジアの環境共同体構築、低炭素社会に向けた制度設計、エネルギー利用の持続可能性と安全性、アジアの環境問題と環境政策、環境ビジネス

 

学生構成

2013年度 2年生:13名、3年生:15名、4年生:15名

 

連絡先

slee@meijo-u.ac.jp

研究室:10号館617号室(内線3479)

 

<ゼミレポートの作成>

下記の例示にある様々な環境問題の中で、最も関心のある(もしくは問題意識を持つ)テーマを自ら選び、原因、発生メカニズム、今後の展望や解決方策などについてゼミレポートを作成し、報告、議論を行います。

・原則として3人が1組(1テーマ)になって、レポート作成に取り組む

・必ず、アンケート調査やヒアリング調査など独創的な手法の取り入れが必要

・7月4日にパワーポイント30枚のプレゼンテーション

・11月末までにレポート(論文形式)をA4用紙10枚以上提出

※ゼミレポート作成方法についての詳細は、ゼミ時間に説明します。

 

テーマの分類と関連キーワード(例示)

テーマ 関連キーワードの例示
エネルギーと環境 原子力発電、省エネルギー、新エネルギー(太陽、風力、バイオマス、燃料電池、廃棄物エネルギー(RDF&RPF)など)、化石エネルギー、メタンハイドレートなど
地球と環境 地球温暖化、酸性雨、オゾン層破壊、熱帯林の破壊、砂漠化、環境NGO 、途上国の環境、環境ODAなど
生活と環境 暮らしと環境、エコ住宅、大気・水質汚染、車と環境、グリーンツーリズム 、グリーンコンシューマなど
廃棄物と環境 ごみ問題、循環型社会、容器包装リサイクル、家電リサイクル、自動車リサイクル、エコタウンなど
企業と環境 ISO14000シリーズ、環境経営、環境会計、エコビジネス、エコファンド、DfE(環境適合設計)、環境自主行動計画、BEMS、エネルギーサービスカンパニーなど
健康と環境その他 有害化学物質、環境ホルモン、アスベスト公害、食の安全など

環境・エネルギー政策

環境税(炭素税、汚染物質排出関連税、ごみ袋税など)、排出権取引制度、デポジットリファンド制度、環境補助金