研究フィールド

●2000年代前半は、日韓の環境補助金、環境財政の環境保全効果について分析・考察を行いました(たとえば、李秀澈(2004)『環境補助金の理論と実際』名古屋大学出版会)。
●2000年代後半からの関心分野は、東アジア地域の持続可能な発展に向けたエネルギー・環境政策の制度設計、低炭素政策の相互への影響に関するマクロ計量経済モデルを用いた分析と各国間エネルギー環境政策の協調問題などです。
●2010年代後半からは、東アジアの原子力安全体制の構築に高い関心を持ち、国内外の研究者たちと関連研究も進めています。

 

研究会活動

2000年から東アジア環境政策研究会に所属され、16人の国内研究者と20人近くの海外研究者と協力しながら、東アジアの持続可能な発展のための制度設計や政策協力問題に関心を持って関連研究を続けています。「東アジア環境政策研究会」のウェブをご参考ください。

 

科研研究プロジェクト

●科研費(基盤研究C)2003.4~2005.3/研究代表として

「リサイクル産業育成の公共政策」

●科研費(基盤研究C)2005.4~2007.3/分担研究者として(研究代表:山崎古都子)

「既存住宅市場の評価構造が住宅の耐用性・居住空間の質に及ぼす効果の日韓比較研究」

●科研費(基盤研究B)2006.4~2008.3/研究代表として

「アジアの環境問題と環境賦課金制度-持続可能なアジアに資する制度進化の条件と課題」

●諸富徹(特別領域研究)2006.4~2011.3/分担研究者として(研究代表:諸富徹)

「環境政策のポリシー・ミックス」

●科研費(基盤研究B)2009.4~2013.3/研究代表として

「東アジア環境共同体に向けた環境法・行政・財政に関する国際比較研究」

●科研費(基盤研究A)2013.4~2016.3/研究代表として

「東アジアの持続可能な発展のためのエネルギー・環境財政のグリーン改革」
●科研費(基盤研究A)2016.4~2020.3/研究代表として
「東アジアの持続可能な未来に向けたエネルギー、資源、土地利用の大転換と制度改革」
●科研費(基盤研究B)2021.4~2023.3/研究代表として
「原子力リスク分析に基づいた東アジアの原子力安全体制構築」


所属学会・研究会

東アジア環境政策研究会リーダー(2001.4~)
環境経済政策学会 会員(1997.4~)、理事(2016.4~)
East Asian Association of Environmental and Resource Economics(EAAERE)会員(1999.4~)、理事(2017.8~)、副会長(2021.8~)
韓国環境経済学会 会員(2000.4~)、理事(2012.3~)、韓日学術交流委員長(2012.3~)
日本経済政策学会 会員(2000.4~)、同中部部会 本部幹事(2018.3~)
環太平洋産業連関分析学会 会員(2020.4~)
日本エネルギー資源学会 会員(2021.4~)